本日のお気に入り〜セルジュ・ゲンズブール
フレンチ・ポップスの巨人であり、稀代のエロじじいでもある、セルジュ・ゲンズブール。
最近は娘のシャルロットの方が有名になってしまったが、このじじいはタダモノではない。
当時、ジェーン・バーキンのセクシーな声で放送禁止になったいわくつきの、とても美しい曲、「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」
Jane Birkin & Serge Gainsbourg - Je T'aime... Moi Non Plus
同じくジェーン・バーキンとのデュエット、「69年はエロの年」
ふざけたタイトルだが、オレ様は一番好きな曲なのだ。
Serge Gainsbourg-69Annee Erotique
当時、不倫関係にあったブリジット・バルドーとのコラボ。
サイケなPVが強烈な「コミック・ストリップ」
Comic Strip_ Serge Gainsbourg & Brigitte Bardot
ゲンズブールはプロデューサーとしても優秀で、フレンチ・ロリータの創造者の異名をとる。
清純派アイドルだったフランス・ギャルに、性的なダブルミーニングの歌詞を歌わせるという悪辣ぶり。
のちに歌詞の本当の意味を知ったフランス・ギャルは、ショックで1週間ホテルの部屋に引きこもったらしい。
France Gall− 夢見るシャンソン人形
ホイットニー・ヒューストンとTVの生放送で共演した際に、" I want to fuck you "と発言。
ホイットニーを絶句させた。
Serge Gainsbourg vs Whitney Houston
「ラ・ジャバネーズ」
名曲です。
タバコの灰が落ちそうなのが気になってしょうがない。
Serge - La Javanaise
ゲンズブールは単にエロおやじなだけではなく、強烈なパンクおやじだ。
フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」をレゲエ風にアレンジし、エロい歌詞を付けて、右翼から襲撃を受ける。
セックス・ピストルズが「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」のために、右翼にたびたび襲撃されたのと似ている。
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ゲンズブールは91年に心筋梗塞で、61歳でこの世を去る。
早世ではあるが、これだけ好き放題やって死ねれば十分だろう。
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